以前も何度か当店をご利用されております。
Vistaマシンを使っていて、起動が遅くなり何をするにもモッサリ感がありストレスがたまるとのことでした。
こちらのお客様は主に動画・映像処理を行います。
今回は、思い切ってVistaの修理ではなく、新規マシンをご提案させて頂きました。
提案といってもメーカー製の既製品ではなく、当店のオリジナル・オーダーメイドPCです。
かなりお急ぎのご様子で、「スペックはお任せします」とのことでしたので、早速、お客様の使用用途に見合うような構成を検討し、作成することになりました。
主に動画編集は、CPU、グラフィックボード、メモリ、HDD(SSD)などが重視されます。
いわゆるパソコンの主要部品ですね。
今回は、
OS:windows7 HomePremium(64bit)
CPU:Intel Core i7-4770 (3.4GHz)
SSD:Samsung SSD 840 EVO 250GB
HDD:Hitachi製1TB(SATAV 6Gbps)
メモリ:8GB(DDR3-1600)
グラフィックボード:nVIDIA GeForce GTX660(2GB)
このような部品で組みました。
以前のVistaマシンでは、
CPU:Intel Core 2 Quad Q8200( 2.33GHz)
HDD:SeaGate製 500GB(SATAU)
メモリ:4GB(32ビット機なのでフルには使用できない状態)
グラフィックボード:nVIDIA GeForce 9800 GT (512 MB)
というようなスペックでしたので、大幅に性能強化されることと思います。
システムドライブにSSDを使ったのもかなり期待できます。
出来上がったマシンはこちら。
実際どの位パフォーマンスアップしたかというと、、、
CrystalMark2004R3を使用して計測してみました。
但し、プログラムは32ビットで実行されるので64ビット機では正確に数値比較できません。また最大4スレッドのベンチマークのため、HT8スレッドのCore i7も参考程度に。。。
【旧PC(Vista)】
【新PC(windows7)】
簡単に説明しますと、
【ALU】、【FPU】はCPUに関する性能値
【MEM】はメモリ
【HDD】は、ハードディスクですが、新PCではSSDを計測してます。
【GDI】、【D2D】、【OGL】は、グラフィック性能
【Mark】は、全ての項目の合計値となります。
やはりどの項目においても性能アップしているのが分かります。
PCの起動もwindowsのデスクトップ画面が現れるまで10秒程度です。
PCは部品のバランスが大事です。どれか一つだけ高速化しても、他の部品の性能が低ければ全体的なパフォーマンスは落ちます。
今回は予算の都合もありましたので、その予算内で省くところは省き、その分主要部品に少し高価なものをセレクトしました。
さて、これで動画処理(エンコード)がどの程度改善されるか・・・楽しみですね。
当店では修理依頼の他にも、お客様からのご要望をお聞きした上で、オリジナルのオーダーメイドPCを作成します。もし、ご興味のある方はこちらまでご連絡下さい。
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